2005年03月

2005年03月23日

『ラプンツェルたちーうろ覚えの童話集ー』セルフライナーノーツもどき Vol.2

『赤ずきんちゃん』
恐れ多くもパントマイム界の神様・山本光洋さんとオオカミ役でダブルキャスト、
そしてあの!たららん(多田さん)=赤ずきんちゃんとのサシ!
稽古量が圧倒的に少なくて、こんなでいいのかといつまでも不安だったけれど、
いざ本番でやってみると、狙っていないのに思いのほかウケてほぐれたー(笑)。
赤ずきんちゃんの有名なシーン、
『おばあちゃんの目はどうしてそんなに大きいの?』
『おばあちゃんの耳はどうしてそんなに大きいの?』
といった質問が延々と繰り出されるのがミソ。
この稽古で、たららんに段取りで動いてる、1人でやっている、とあまりに初歩的かつ致命的なダメをいただく。
うん、確かに。
自分で動きの動機やら気持ちの変化やら段取りやらある程度決めてしまうと、それに安心してしまって、相手がどうくるからこうする、みたいな芝居の醍醐味を忘れてしまう傾向にあると改めて気付かされる(三十路!)。
いつかの本番中、赤ずきんちゃんのずきんがずれたのに(前の日記にも書いたけど)、それに気付かなかったことでたららんの逆鱗に触れたことがあるんだけど(最終的には、オオカミの視野に入っていない時だったということで和解)、うん、相手を見て芝居しているつもりでも、実は見ていないことってあるよなー、と。
だって、よーく見てたら、『あかずきんがずれちゃって』と言われても、キッパリ『ずれてませんでしたよ』って言えるもんね。

実は、赤ずきんちゃんをやっている時は、赤ずきんとオオカミ、という気持ちもあったけど、役者と役者の戦いだと思ってやってました!
女優・たららんに舞台上で勝つか負けるか!
そう、気分はまさに『女優、女優、女優、勝つか負けるかよ!』(Wの悲劇より)。
今回は、窮鼠猫を噛む、もとい、一矢報いた、ってことにさせて下さい。

番外で、『赤ずきんちゃん』も稽古でエチュードを何度もしたのだけれど、一度エミネンコ(吉村)と組んでやったのが傑作劇場でした。
『ねえ、おばあちゃん、どうしてお風呂に入ってると死にたくなるの・・・?』みたいな(うろ覚え)、ネガティブのオンパレード(笑)。
もう一度再現なんて絶対出来ないから、エチュードのひとつひとつも贅沢なひとときだったんだなー、と今ふと。

最終的には、オオカミに食べられた赤ずきんを暗に示して、群衆の笑いで次の『ラプンツェル』へ。

ああ、ひとつ書くので精一杯ッス!
続きはまたいつの日か!

at 14:13|PermalinkComments(0)日記 

2005年03月18日

『ラプンツェルたちーうろ覚えの童話集ー』セルフライナーノーツもどき

観た人にしか分からない(観ていても分からないかも・・・)ところも多々あると思いますが、やってる本人の思いとして、本人の本人用の記録と思って読み飛ばして下さい☆

オープニング『赤い靴』
客入れ音楽が大きくなり暗転。
カツカツと靴音が鳴り響き、舞台上が明るくなると、
人々が椅子に座ったまま葬列の行進をしている。
列中程に赤い靴を履き、顔がぼやけた少女。
↑肌色のストッキングを被り、顔の側面には赤い薔薇があしらわれている←赤い靴の少女は記憶の中では顔がぼんやりしてはっきりしないという理由らしい←はじめて見た時はチビッた!
すると、赤い靴をはいた少女の足並が乱れる。
赤い靴を履けば死ぬまで踊り続けなければならない少女。
次第に足が制御しきれなくなり、赤い靴に踊らされる少女と、それを脇で感じながらも葬列の行進を続ける人々。
少女が踊りながらどこかへ行ってしまうと(行かされてしまうと)、人々、少女の行方をのぞきに行く(この時に椅子を積んで次のシーンへの転換)。

☆ブリッジ☆
ワルツの音楽をバックに、
身体をパンパンパンパンッと叩きながら踊る女(千葉)、
男女の舞踏会ダンス(松之木&松本)、
1人で笑う女(多田)がクロスして現れては消える。

↑今回、稽古場で組に分かれて3拍子のワルツに合わせたダンスを創作したのだけれど、松之木&松本組のダンスが思いもよらなかったこの場面で目出度く(?)採用。
たしか、作った時の課題は「ダンス競技会」だったはず(笑)。
振付けのエッセンスとして与えられたのは、足をならす、足をふむ、腰を振る、挨拶する、回す、回る。
W松組の振付けの意図は「これ見よがし似非社交ダンス」。
振付けはオイラが担当したんだけど、マッツン(←かもねぎでは松本さんのことを指す)が踊るのが大変そうなので、どんどん手数を減らしていって、最終的には当初の振付けの3分の1くらいの振りに(ちょっと不本意)。
一応、誘う女、誘われる男、弄ぶ女、喜ぶ男のダンスにしたつもりなんだけど、多恵ちゃん曰く、『この時に誰かここを通ったらいいな、と思った以上の役割は果たしていない』。
それが本番始まって何回目かのダメだったから、このダンスについてはもう何も言うまい。・・・・・歳月を経てもう一度お手合わせ願いたいものです。


1人で笑う女(多田)が先程積み上げられた椅子(鏡の枠になっている)の前に立ち、
『鏡よ鏡、世界で一番美しいのはだぁーれ?』。
白雪姫へ。
お妃(多田)と鏡(小山)のやり取り。
お妃と鏡の高らか笑い、何と言ったらいいのか、殺風景な博物館みたいな、湿気のある、薄暗い静かな恐さ?みたいな(←分かんねー)。
いずれにせよ(どれとどれ?)お妃も鏡も、かなり演りたい度の高い役でした(笑)。
鏡役の萌子の顔が恐かった・・・・・(笑)。
お妃と鏡のやり取りが終わり、お妃が白雪姫に会いに行く道中の森の彫刻をみんなでやる。
稽古場で組になって彫刻を作る、というのをやったんだけど、まさか白雪姫に組み込まれようとは!
彫刻たちを眺めながらお妃が勝手なタイトルをつけて1人ご満悦なのだけれど、
彫刻たちは、初めは美し系で、それが次第にお妃の欲望のままに俗悪系になっていく。
いろんな彫刻があったけれど、松之木絡みとしては、
『そは憧れの王妃かな』原題『幸せの青い鳥』with公門、
『糸を紡ぐ乙女たち』withエミネンコ・マッツン、
『れもん』with千葉、
『タイトルなし←萌子の口に毒物を流し込もうとする的』with萌子、
『蜘蛛の糸←ベストフォルム賞受賞作品』with今村・萌子・栗栖、
『愛欲の晩餐←違うかも・・・・・たららんに怒られる!』with今村・栗栖・エミネンコ、
お妃のセリフで好きだったのは、
『おお、おお、これはまたいかにも純粋そうな娘たちだこと。(高らかな笑い)でもひとつ教えてやろう。純粋というのは言葉を変えれば未熟ということ。1人では生きていけない犬コロと同じよ!』。
こんなセリフを書ける亮子・高見・・・・・!
そして、白雪姫のお家。
白雪姫が初めてのお留守番に興じている時に森を通りかかる王子役(松之木)、ちょうちんブルマをはいて登場。
白馬に乗っているつもりで身体を揺らしながら(ヒィ!)、
王子
♪いとしい人よ、あなたは何処に?
 森の小鳥たちよ、伝えておくれ・・・・・
(課題・ロマンティック。作詞作曲/松之木天辺)。
家来(薮内)
『王子様、メスの鹿が!』、
王子
♪いざゆけ、恋の狩人!
 疾風の如く
とほんとに一瞬現れて消えて行く王子(笑)。
稽古では多恵ちゃんに『一瞬しか出てこないけど、ちゃんと細かいところまで王子像を決めてやらなきゃダメ!』と言われる。うん、考えてなかった(ダメじゃん!)。
白雪姫の王子、今思うと反省点多し(これだけじゃないけどさ)。
王子が去ると、お妃、白雪姫にリンゴを渡す・・・・・・直前で暗転。
この時、お妃をとりまく女たちも白雪姫が取ろうとするリンゴを見つめているんだけれど、
その意地悪そうな顔ったら!(公門、千葉、小山。高見さんは別格というか別物)

そして、あかずきんちゃんへ。
フウ、やっぱり文を書くのは時間がかかる。
こうして日記更新が遠退いて行くのでしたテヘ☆彡

つづく




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2005年03月16日

御来場御礼!

念願のかもねぎショット初出演、
『ラプンツェルたちーうろ覚えの童話集ー』、
3月9日に無事千秋楽を終えることが出来ました。
気が付けばはや一週間。
光陰はまさしく矢の如く過ぎ去っております・・・・・!
ようやく復活したので、
かもねぎショット公演の総括、今後の動き等、
早々に(ウソ!)アップしていきたいと思います。
今日のところはこの辺で御免遊ばせ!

ご来場下さった皆様、有難う御座居ました!
心からの感謝を込めて。
松之木天辺


at 18:24|PermalinkComments(0)日記 

2005年03月09日

本日千秋楽!

ああ、寂しい・・・!
念願だったかもねぎショット公演もついに千秋楽の日がやってまいりました。
思い残すことは色々あるだろうけれど、
舞台の刹那を噛み締めて、思う存分楽しんできます!
いざ、劇場!


at 10:18|PermalinkComments(1)日記 

2005年03月06日

劇場レポ Vol.2

劇場レポ Vol.2にしてすでに折り返し地点となっております。
これまでに5ステージやっている訳なのですが、1ステージ1ステージ印象が全然違う!
舞台に立つ側としては一日一日まだまだ追求するところが驚くほど(ウウウ!)あって、
本番を通して日々よくなってきている・・・・・はず!
ゲストの光洋さんとダブルでやっている『赤ずきんちゃん』のオオカミ役は明日で終わり。
今日はたららん演じる赤ずきんちゃんの頭巾が本番中ずれたらしく、
それに気が付かなかったことを『1人で芝居してる!』と指摘される。
その後、頭巾がずれたのはオオカミからは見えない時だったということが分かってホッとしたものの、やっぱり1人で芝居してる部分は確かにあると反省。
時々パンッと自分自身が自分自身から解放される瞬間は感じられて(=自分があらかじめ決めていた動作・感情の流れを離れて、ただ相手の反応を見てそれに応える)、そういう時の芝居は後で比較的よかったと言われるのだけれど、自分の意志で再現出来ない・・・!
少しずつつかみかけている実感はあるのだけれど・・・・・!
なんて、完成されたものを舞台上にあげられていないことを白状してはいけないのだけれど、日々苦しみながら模索しております。
「かわいい子には旅をさせよ」なんて自分で言ってわざわざ大変な道を選んだくせに、
いきなり壁に行く手を遮られてアワアワしてる自分に喝!
後半5ステージ、少しでも多くのものをつかめるよう、貪欲に、途方に暮れずに(ヒィー!)挑みます!
だって、それを望んだのは自分なんだから。
(いつもはアワアワしてる自分を眺めてそんな自分が好きと思える余裕があるんだけど、今回はけっこう主観的になってる気がする!狙い通り!)。




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